何の変哲もない、平均的な

高校野球のこととか

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「石ころ野球」から三年で大輪育てる - 甲西・奥村監督(1985.08.21)

ヒゲの源さんが、ついに甲子園を去った。準々決勝まで三試合とも逆転勝ち、しかも二度までが9回の逆転サヨナラと乗りに乗っていた甲西も、PL学園には歯が立たなかった。「でも、大手を振って滋賀へ帰れます」。学校創立三年目で甲子園の夢を果たし、あれよあ…

【大会総評】1985年選手権

熱戦を振り返って - パワー頼みを脱皮 ミート復活 バントも多用 (朝日新聞、1985.08.22東京版朝刊18面) 今年のPL学園は、一昨年から投打の主軸だった桑田、清原が最上級生になったチームではあったが、パワーでは抜群の優勝候補といわれた昨年のチームより…

相手は上原、2年前と同じ - 函館有斗・盛田幸妃投手(1987.08.12)

上原のいる沖縄水産と当たっただけでも不思議だったのに、またこんな場面が来るとは――。マウンド上の盛田幸は、運命のいたずらを感じていた。8回2死満塁。「押し出すんじゃないかな、この前と同じように」。一瞬、2年前のシーンが頭に浮かんだ。 60年8月9日…